合同練習の裏話

12/8、合同練習がありました。

今までの合同練習より広い場所だったので、今まで意識していなかったところを色々と見ることができて、1年生団員の私は大興奮でした。

 

まずは小型パイプオルガンの設置の様子をご覧ください。

 
 

木製のパイプを持ち、椅子に取り付けられた送風機とふいごにより本体に風を送り、パイプを鳴らす仕組みになっています。

 観客席側からは見ることができない「ふいご」を写真に収めようとシャッターを切ったのですが、手前から杉本先生、丹沢先生、花井先生と、とても贅沢な写真になっていました。
窓の外は雪が降っています。
 
 
 もうひとつの発見は、ヴィオラ・ダ・ガンバです。
12/5の投稿の際に、チェロとの違いを調べた時に 

 ヴィオラ・ダ・ガンバ (Viola da gamba) はイタリア語で「脚のヴィオラ」を意味し、その名の通り脚(膝・ふくらはぎ)で楽器を支えて弓で弾く楽器です。

と書いてあったのですが、意味がよくわからなかったので記事にはしませんでした。チェロも脚で支えますよね??

今回、実際に見てわかりました。

チェロは胴体下のエンドピンを床に立てて演奏します。ヴィオラ・ダ・ガンバには、このピンが無いのです!! だから脚で支えます。巻きつけるイメージでしょうか。当日、楽しみにご確認ください。

もうひとつわからなかった説明がこれです。

「ヴィオラ・ダ・ガンバのフレットは、ひと回りしていて移動できる」
  (ギターのフレットは表側に固定されています。)


 ああ、ホントだ!裏側にまで回ってる!!

フレットは、指板に弦と同じガットを巻いたものです。
ギターのように固定されてはいないので、フレットの間隔を自分で動かして音程を微調整できます。使い古しの弦を捨てずに取っておき、フレットを張り替える際に再利用します。  
 ヴィオラ・ダ・ガンバの手引 (日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会)より

疑問が全て解決しました。

調べていると、どんどん面白い話が出てきまして。

「チェロは、同じくヴァイオリン属の楽器であるヴァイオリンやヴィオラとほぼ同じ構造である(なお、コントラバスはヴィオラ・ダ・ガンバ属の影響を強く受けているため、チェロなどの他の3つとは多少異なる)。」(Wikipediaより)

そうなんだ! やるなぁコントラバス♪
と訳もなく興奮してしまいました。一番わかりやすい特徴は、ヴィオラ・ダ・ガンバやコントラバスはヴァイオリン属とは違って「なで肩」です。ぜひ見比べてみてください。

おまけ。
  "ヴィオラ・ダ・ガンバ はイタリア語で「脚のヴィオラ」"
つまり、ガンバ=脚 です。
…ん?? 
では、あのサッカーチームの名前は?  
「頑張れ」とか「頑張る」とかだと思っていたのですが。

【クラブ名の由来】
GAMBAとはイタリア語で「脚」を意味する言葉。シンプルで強いチームを目指す、サッカーの原点である「脚」を強調した。
「ガンバ」という響きは、日本語の「頑張る」にも通じ、「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ちとるチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められている。
 (ガンバ大阪オフィシャルサイトより)

半分は合っていましたが、そうだったのですね。ご存知でしたか?
 
だいぶ話がそれてしまいました。
ご清聴ありがとうございました。

 

 

 


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